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ついにリベンジ!屋久島でルアー釣りしたらあの青物が釣れた

更新日:

こんにちは。まことです。

ブログの更新が1年ぶりになってしまいました。

23年の2月と9月に屋久島に再び帰りショアジギングをしてきました。

以前の釣行はひどい釣果だっただけに,「今度こそ!」という期待を胸に行ってきました!!

 

その時のことはここからどうぞ↓↓

屋久島へ旅行、そして釣り!ショアジギングとエギングしてきた結果

 

 

23年の屋久島釣行は・・・・結論から言うと・・・

 

リベンジできました!!!

 

ただ,,,色々大変なことがありました。

今日はその辺も含めて書きたいと思います。

 

注意:釣果のことだけを知りたい方は,前半は飛ばしてください!

 

23年2月 屋久島へのリベンジ釣行 1回目

屋久島の祖父母の用事を手伝うことになったので2月に行くことになりました。

2泊3日で行きます。

 

もちろん,釣具もフル装備持って行きます。地磯で勝負するタックルも持って行きました。

スーツケースの半分は釣具になり・・・奥さんには注意されたけど・・・・。

 

高速船トッピーで向かいました。

ただ,,天気が不安な予感・・・海はそこそこ荒れていて船は揺れました。

酔ってダウン。。。泣

 

 

屋久島に着いた当日の夜中,緊急事態に

酔いながらも,なんとか着いたその日は,親族と集まり楽しい食事ができました。

次の日の朝はどこに釣行に行こうか,策を練りタックルの準備も整えます。

そして,床につき眠っていた夜中・・・事件は起きました。

 

眠っていると,,祖父の声が聞こえます。

何か祖母を気遣っているような,祖母に話しかけているような声です。

最初は「夜中に猫に餌でもあげようとしているんだろう」くらいにしか思っていませんでした。

 

しかし,祖父の話声はずっと聞こえます。

それと同時に,耳を澄ませていると,,,,とても荒い息が聞こえてきました。

 

なんかおかしい・・・

 

そう思って,一緒に帰省していた母と共に祖父母の寝室へと向かいます。

すると,祖父が「ばあちゃんがおかしい」と言うのです。

 

祖母を見ると,とても苦しそうな荒い息をしています。

母と慌てて声をかけますが,全く応答はありません。足を触るととても冷たくなっています。

額を触っても冷たいのですが,とても汗をかいており,変な感じです。そして,時々痙攣しています。

 

体をゆすって起こそうとしますが,祖母の応答はありません。

 

 

これは・・・危ない。。。

 

そう思い,すぐに救急に連絡しました。屋久島に一つしかない徳洲会病院から来るので30分はかかるとのこと。

しかも,家がわかりにくい場所なので,救急車が近づいたら,誘導してほしいとのことでした。

 

それで私は,暗い夜,川沿いでライトを持ってスタンバイ。

母は,祖母の体を温めながら声をかけ続けました。

 

街灯も少なく暗い屋久島の夜空は,星がたくさん見えてとても綺麗でしたが,

こんなにも不安と恐怖と感じながら見る星空は初めてでした。

 

もう祖母に会えないのではないか。。。そう感じながら・・ただ救急車を待ちました。

そして,25分くらい経った頃,救急車が遠くに見えました。

ライトを点灯して大きく手を振っていると,気づいてくれたようで,救急車が向かってきました。

救急隊員の方と急いで祖父母の家に入ります。

 

すると,祖母の意識は戻っていました。「みんなどうしたの?」 という感じで私たちを見つめています。

救急隊員の人が症状を見てくれました。だんだん祖母が元気になってきて色々話し始めました。

「入院とかもしたことがないから,病院には行きたくない」・・と言います。

・・・ばあちゃん,90歳近いのに入院したことなかったんかい・・・すごい・・と思いましたが,今はそれどころじゃない・・・

 

救急隊の人は,「体温や血圧など大きな異常が認められないのでどうされますか?」と言ってくださいました。

 

でも明らかに,あの時の痙攣は恐ろしかったので,病院で一旦検査をしてもらうよう説得しました。

そして,祖母は救急車で病院に行くことに。私は後で車で追いかけることになりました。

 

車で病院に向かい,付き添った母のところに行くと,母は想像もしなかった症状を教えてくれました。

なんと,救急車の中で熱をしっかり計ったところ,40度近くあったようです。

そして極度の脱水症状になっており,何らかの感染症にかかっている疑いがあるとのことでした。

 

しばらくして,先生が来られました。先生は鹿児島の方から来てくれていた非常勤の先生でした。

とても頼りになる女性の先生です。

先生は私と母をしっかり見つめながらゆっくり話しました。

「おばあちゃんは,コロナではありません。インフルでもありません。

敗血症の可能性が高いです。そして,極度の脱水症状です。今夜,かなり危ないです。」

 

敗血症?? 頭の中が「???」になりました。

敗血症は,感染症によって臓器障害が生じる病気だそうです。
何の菌が体に入り込んでいるかによって病状も違うみたいですが,亡くなる方も多くかなり危険な病気だそうです。

祖母の体内には何の菌がいるか今検査をしているとのことでした。点滴を何本打っても,全然脱水症状は治らず,かなり命が危険な状態だと言われました。

即入院の準備になりました。色々説明を聞いて,祖母に挨拶して,夜明けごろに帰ってきました。

 

それから,親族に連絡,入院の準備,祖父のサポートなどが始まりました。

二泊三日の予定でしたが,サポートがかなり必要なため仕事を調整して,一週間滞在することにしました。

もちろん,釣りどころではありませんし,釣りをしたいとも思いません。

こんなに釣りのことがどうでもいいと思ったのは初めてでした。

 

もう祖母に会えないかもしれないと,泣きそうな気持ちで毎日を過ごしました。

 

それから数日経った後,病院から連絡がありました。

まだ油断はできないが,山は超えたので大丈夫だということと,入院が三週間くらいになると言うことでした。

少しずつ回復しているとのことで本当に安心しました。

 

「釣りでも行っておいで」と言われ地磯でショアジギング

釣りすらする気分にはなれなかったのですが,叔母と母が

「数日忙しかったし,せっかく屋久島に来たんだから明日は釣りでも行っておいで。」

と。

どうしようか迷ったのですが,「今日は何も考えず,ゆっくり休みなさい」と言われたので

行ってくることにしました。

 

南側の地磯に行くことにしました。

祖父は漁師だったので,「明日の天気と潮だと,場所はどこがいいか,どんな色のルアーがいいと思うか」ということを事前に聞きました。

 

するといい場所を教えてくれて,ルアーは「赤系」がいいのではないかとアドバイスしてくれました。

赤金は持っていなかったので,早速買いに行ってきました。

ジャッカルのビックバッカーです。よく飛ぶし,いいジグです。

 

天気はあまり良くないですが,釣れそうな地磯にエントリー!

 

開始早速,何かがヒット!!!

 

が,しかし・・・

 

 

当ブログではお馴染みの,,あの子・・・・・

 

 E・S・O 

 

エソ!!

 

 

どこにでもいて,釣りたくないのに釣れてくれる。。。

アングラーのことが大好き?なエソ君でした。

 

君か・・・・・

と,がっかりしつつ,違う地磯に場所移動。

ビックバッカーの赤金を投げて2投目でした!

 

 

 

グン!!!!!!

 

 

 

ロッドに伝わる重み!!!!

 

 

 

重みのあるパワフルな走り!!!!

 

 

 

一気にロッドで寄せようとしますが,全く寄ってこない!!!!

 

 

一体,何の魚なんだ??!!!!!!!

 

 

頑張ってファイトしました。

 

 

 

が,,,しかし・・・・

 

 

 

あれ・・・・魚じゃないかも・・・・・・

 

その予感は的中・・・・上がってきたのは

 

 

 

 

K A M E

 

 

亀!!!!!

 

 

O h !!!!  Noおおおおおおおおおおおお 泣泣泣泣泣!

 

 

とっても可愛い,,亀でした。。。泣

痛そうでした。。。(´;Д;`)

 

ごめんね,ごめんね,と撫でながら,針を外し,優しくリリースしました。泣

 

亀さん本当にごめん(涙)

 

この亀さん・・・めっちゃ重かった。。。こんなにリリースが大変だったのは初めて。。。

(もちろん,釣り上げる時のランディングもめっちゃ大変でしたよ・・・)

 

 

 

その後,,別場所に移動しましたが,,,ノーヒット・・・・・・。

最後の釣り場で写真を撮って終了。。。

 

その次の日,,私は鹿児島に帰りました。

この時は,リベンジ達成ならず・・・・ というか釣りどころではなかった。

 

 

 

23年9月  再び屋久島へ

それから,祖母は順調に回復し,無事に退院しました。

今では元気にしています。

 

祖母に会いたいということもあり,再度屋久島に行きました。

今回は,祖父母もいますし,叔母や親族も集まります。

 

今度こそ,リベンジだ!!!そう思い屋久島へ向かいます!!

 

屋久島に着いてすぐに祖母にあって抱き合いました(涙)

本当に嬉しかった(涙)泣いちゃいました

 

今回は,思いっきり釣りができます。

その日の朝はライトゲームから始めました。地磯に向かい浅場をミノーで打っていきます。

 

 

すると,早速ヒット!!!!

おおお!!な,なんだ???!!

 

 

 

 

その期待に毎回,毎回,毎回 応えてくれるあの子

そう,このブログを読んでくださってる方なら大体予想がつくであろうあの子。

 

 

 

 

 

 

E・S・O 

 

またか・・・と思っていると・・・・

別の子がヒット!!!!!

 

何だろう,,,このお魚ちゃん。。。

フエフキダイのような・・・でも違うしな・・・・ とりあえず美味しそうなお魚ゲット!!!

 

 

ちなみに釣り場はこんな感じの天気でした。

 

その後,さっきと同じお魚ちゃんが何匹かと,メッキを何匹かゲットしました。

使用したルアーはこちら。エギングロッドで使いました。

 

 

 

 

夕まずめ!屋久島でのリベンジ釣行ついに達成!!

 

そして,夕まずめに再び別の地磯に!

今度こそ,祖父母に魚の刺身を食べさせてあげたいという願いを叶える時!!!!

 

祖父は漁師で,昔から私たちが帰省するたびに美味しい魚の刺身をいつも用意してくれていました。

祖父は92歳になり,もう船には乗れなくなり釣りもできなくなってしまいました。

それで,私は釣れたての魚の刺身を祖父にプレゼントして恩返ししたいと思っていたのです。

 

今回は,事前に友人にガイドをお願いすることにしました。

 

 

案内してもらった地磯に着いて,早速投げると,ジグにいきなり何かのアタリ!!!

 

水面を見ると,,,20匹?くらいの青物の群れが!!!!!

 

何回かジグでトライしましたが,アタリはありますが乗らない感じ・・・

 

そうしている時に,群れは遠くに行ってしました・・・

まだ残ってる個体がいるかもしれないと思い,プラグに変更します。

 

 

ただ,波と風がかなり強く,モンスターショット60グラムでは飛ばないし,アクションできない感じでした。

 

60グラムでは歯がたたない・・・・

100グラムのモンスターショットがあれば・・・・(この時はまだ買えてなかった・・・)

とても後悔しました(泣

 

刻々と時間は過ぎていきます・・・

明日はもう鹿児島に帰る日,,チャンスはもうありません。

 

だめだ・・・60グラム以上の底を狙えるようなプラグなんて,僕は持ってな・・・

 

そう思った時でした。

 

 

あ!!!!あるぞ!!!

 

 

 

ルアーボックスの中にきらりと輝く1つのルアーが!!!!

 

 

 

70グラムで底から誘いあげる マリア リライズS130

 

もう手の打ちようがない・・・そう思った時に

ルアーボックスの中で輝いていたルアー!!!

(僕の目には輝いて見えたw)

 

それは

 

Maria リライズS130 です!!

リライズの説明に関してはこちら 公式サイトへ

 

70グラムの重さで,底から誘いあげるアクションが得意なリライズです!

 

 

そうだった!!!この子がいた!!!!

 

 

 

そう思い,ダッシュで投げます!!!

60グラムのルアーとたった10グラムの差ですが,とても波風があるこの時には大きな差に感じました。

ボトムをとって,ゆっくりしゃくりあげてくる

 

 

ガツン!!!!!

 

ついに乗ります!そして,走り出します。

 

青物だ!!!

 

そう確信しつつ,一気にロッドで引き寄せます!!!

そして,上がってきたのは・・・・

 

 

 

 

 

ツムブリー!!!!!

私にとっては初魚種です。

 

 

 

 

サイズはそんなに大きくないですが,私にとっては貴重な魚!!!!

やっと,祖父母に刺身を食べさせてあげることができます。

 

ついに祖父母に魚のお刺身をプレゼント

 

急いで,氷を買ってツムブリに当てながら40分くらいの道のりを運転して帰りました。

私が家に帰ってくると, みんなの反応は

「楽しかったー? 今日も釣れなかったでしょー」

 

という反応。。。涙

 

屋久島では私の腕が無さすぎてボウズばかりだったので,釣れることは期待されていません(涙)w w w

 

 

そこで,みんなを集めて,,ツムブリを袋から出すと・・・

 

「え!!!!!!魚だ!!!!!え?釣れたの??」とみんな大喜び!!!!w w

(今まで釣れなくて,みんなごめん・・・という気持ちになった・・・)

 

みんな大はしゃぎでした。早速,捌いて,一部を刺身に。

残りは祖父母に後日食べてもらうことにしました。

 

祖父母に,

「小さい頃からずっと僕たちのために魚を釣ってきてくれたから,今回は僕からのお返しだよ」

というと,涙しながら喜んで食べてくれました。

 

祖父は認知症が進んでいるので

「これは誰が釣ったか?」

「僕だよ」

「おー,じいちゃんは嬉しいよ!」

というやりとりを10回以上しました(笑)

 

 

これで,ついに僕の願いは達成されました。

長い道のりだったので,これはかなり嬉しい釣行となりました。

 

マリアのリライズS130が大好きになった

マリアのリライズS130には本当に助けられました。

誘いあげが得意なリライズ,これからも持っていきたいと思います。友人はよくリライズを使っていていろんな魚をゲットしています。

 

私はリライズでは初の魚でしたが,今後もリライズ使っていこうと思います。

悲しいことに,この釣行でリライズは殉職してしまいました。

また購入したいと思います!

 

皆さんも,ぜひ屋久島で釣りをしてみてくださいね。

屋久島は,ショアジギング,ショアプラッキング,ライトゲームもエギングも楽しい島です。

次回も釣行頑張りたいと思います!

 

余談ですが,この本に屋久島の釣りのポイントも記載されていますのでオススメです。電子版がいいですよ。

 

 

今回はかなり長い記事になってしまいましたが,最後まで読んでくださりありがとうございました!!

 

今回のことで思ったのは,,

大切な人に何があるかは分からないから,できる時に感謝を伝えたりしないといけないなと思いました。

 

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